くまもと被害者支援センター

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被害にあわれた方へ

自助グループ「さくらの会」活動紹介

自助グループとは

事件、事故により大切な家族を亡くされた被害者遺族の会です。心のうちを語り合うことにより気持ちを分かち合い、共感し孤立感を解消し、その後の生き方を自分なりに見つけて精神的に回復していくことを目的としています。

支援センターは自助グループ「さくらの会」を支援しています。

さくらの会は、2~3年の準備期間を経て、平成20年1月23日に5人の ご遺族の方が参加して発足しました。今年1月で丸14年が経過し、例 会には常時4~8人が参加されます。
事件や交通事故などの被害者遺族がつどい語らうことで、互いに心境を 理解し合い、励ましながら、生きる勇気を分かち合っています。
同じような経験をした被害者だからこそ、心から安らかに過ごせる空間 と時間を共有できます。そして、涙を流しながらも強く生きていくため の光を発見することができます。

例  会
毎月1回 第2水曜日
場  所
くまもと被害者支援センター 研修室
メンバー
殺人事件被害者ご遺族
交通事故被害者ご遺族
令和4年度21名

*参加希望がある場合は事前にご連絡をいただきますと、センターから取り次ぎをします。

手記集のご紹介

くまもと被害者支援センターでは、被害者(ご遺族)の心情や、犯罪の被害 にあったことで一変してしまう生活など、被害者(ご遺族)の置かれた現 状をより多くの方々に知っていただくために、手記集~犯罪被害者や遺 族の思い~「もう一度、微笑んで」を発行しております。
 平成22年3月発行の第1集から、現在第9集を発行しております。この 9冊には、被害者やご遺族のたくさんの思いが込められています。手記集 をとおして、ひとりでも多くの方が被害者(ご遺族)の方々の心情に思い を寄せ、犯罪被害者支援の大切さを感じていただけたらと思います。

もう一度、微笑んで

さくらの会と支援センター

2003年9月26日、
二女智紗都が私たち家族の中からいなくなってしまいました。
もちろん、何もかもが初めての経験で..

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(手記集「もう一度、微笑んで」第8集より)

いのちをつなぐ ~十七回忌の心境~

私は、犯罪被害者遺族を辞めたいと思う。
私は、がん患者であることを辞めたいと思う。私は、声が出せないという障がい者である...

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(手記集「もう一度、微笑んで」第8集より)